Reaperの反転機能について



Reaperで音声データを反転させる方法はいくつかある。

一番簡単なのが、反転させたいアイテムを選択し、
右クリック -> "Item properties..."もしくはF2キーで
アイテムプロパティを開く。
audio_reverse_01
アイテムプロパティの左下にある
"Reverse"のチェックボックスにチェックをつけて"Apply"。
audio_reverse_02
audio_reverse_03
これで音声データは反転される。




次にMIDIデータの反転だが、少し分かりづらい。

音声データのようにアイテム単位で反転させる方法がないため、
MIDIエディタからノート単位で反転させるしかなく、
そのコマンドも初期状態ではアクションリストから実行しなければならない。

メニューから"Actions" -> "Show action list..."を選択しアクションリストを表示。
midi_reverse_01
右上の"Section:"のプルダウンから"MIDI Editor"を選択。
画像の赤枠部分の3つが反転動作を行うコマンド。
アクションリストの検索欄に"Reverse"と入力すると見つけやすい。
midi_reverse_02
・Edit: Reverse all events
すべてのノートを反転する。

・Edit: Reverse selected events
選択されているノートを反転する。

・Edit: Reverse selected events within time selection
タイムセレクターで選択した範囲のノートを反転する。